用語集
キャッシング・カードローン用語集
知らなくても困りはしないけど、、、
大事なお金に関する部分だから知っておきたい用語の意味!
一言に返済といっても、返済方式には様々な種類があるので、当然知らないと損する事も多々あります。
返済方式には色々ありますが、言葉が少し違うだけで意味はほとんど同じだったり、
どんな返済方式なのか知っておかないと、必要以上にお金を多く支払ってしまうことだってあるんです。
だから、キャッシングやカードローンを利用する時にはしっかり用語を知っておくべき!
知ってて損はない、お金関連の用語集
【あ行】からはじまる用語
- アドオン返済・アドオン方式
- アドオン返済とは、キャッシングやローンの返済方法の一つで、借入れした金額に手数料などの総額を加えた金額を返済回数で割って、毎月返済する方法のことです。
クレジットカードの分割払いで利用されていることもあります。
他の返済方法との違いとしては、繰り上げ返済をしたとしても、利息の軽減効果がほとんどなく、返済が終了するまで最初の借入金額を元に計算されるので、他の返済方法と比べると実質年率が高くなります。
- 暗証番号
- クレジットカードやキャッシュカードでは、本来の持ち主以外の人間に不正使用されるのを防ぐため、4桁の暗証番号を設定しています。ATMでお金を引き出す際やICチップ搭載のクレジットカード決済では、必ず暗証番号を打ち込む必要があります。暗証番号は他人にはわかりづらい番号を設定することが望ましく、生年月日や電話番号、住所の番地などは避けなければなりません。また、銀行のキャッシュカードの場合は定期的に暗証番号を変更するよう奨励しています。
- 一括払い・一括返済
- クレジットカードの支払い方法及びローンの返済方法の一種です。クレジットカードは基本的に翌月の支払日に全部まとめて一回で払ってしまう一括払いですが、カードの種類や支払い方法の選択によって分割払いができることもあります。また、分割にしていた支払いの残高をすべてまとめて支払ってしまうことを一括返済といいます。住宅ローンなど長期にわたる支払の場合支払期間が長いほど利息が高くつくので、繰り上げて一括返済することで利息の支払額が当初の予定より少なく済みます。
- 異動情報
- クレジットカードやローンの支払いが約束の期日より61日以上または3ヶ月以上遅れた場合、自己破産などを行なった場合は個人の信用情報に「異動」と記載されます。これは最低でも5年間は削除されませんので、新たにクレジットカードやローンの審査を申し込んだとしても審査に通らない可能性が高くなります。また、5年間というのは返済が完了あるいは自己破産など債務が消えた時点からの起算ですので、もしも延滞をしたまま放置しているといつまでも異動という記載は消えないことになります。
- 延滞
- あらかじめ決められている支払日に返済が遅れることを「延滞」と言います。延滞が起こると支払先であるクレジットカード会社などから督促が郵便、電話などで来ますが、それでも支払をしないまま61日以上、または3ヶ月以上経った場合は延滞ではなく「異動」という記載が個人情報になされ、いわゆるブラックリスト扱いとなります。しかし、延滞が発生した時点でもクレジットカード会社の社内情報には延滞されている事実が記載され、返済完了しても過去に延滞があったことは記録として残りますので、度重なるとカードの利用停止や更新ができなくなることもあります。
【か行】からはじまる用語
- 元利込定額返済
- カードローンによく見られる返済方法で、借入れ金額にかかわらず、利用限度額によって毎月決まった金額を返済していく方法のことです。
実際の借入金額ではなく、利用限度額によって返済額が決まりますので、増額や減額した場合には返済金額も変わってきます。
※利用額に応じて金額が決まる方式は残高スライド返済
- 元利定額リボルビング方式
- 元金と利息を合わせた金額を、借入金額に関係なく定額で支払う方法のことで、利用金額にかかわらず、最小返済義務額を毎月支払う方法の一つです。
※他にも定額リボルビング、定率リボルビング、残高スライド方式などがあります。
- 元利均等返済方式(元金同額返済方式)
- 元利均等返済は毎月の返済額がずっと同じ金額になる返済方法のことです。
返済額のうちの利息の割合が多いので、元金がなかなかな減らないですが、支払いを続けていくと、元金の割合が高くなる仕組みになっている返済方法です。
- 借入後残高スライド元利定額返済方式
- 借入後残高スライド元利定額返済方式は最終借入後の残高によって最低返済額が変動する方式です。
追加での利用がない場合は完済月まで、同じ金額の返済になりますが、追加で融資を受けた場合、月々の返済額が変更となり、再計算されます。
- 借入金額スライドリボルビング方式
- 借入金額に応じて、元金と利息を含む毎回の最小返済金額が決まる方式のことです。基本的にリボルビング方式は、利用金額に関係なく一定の金額を毎月支払うもので、消費者金融やクレジットカードの返済方法の一つです。
- キャッシング
- キャッシングとは、ATMやCD(キャッシュディスペンサー)からお金を引き出すことを指したり、翌月一括払いの方法を指す場合などがあります。借入れをする会社によってキャッシングの意味は異なり、キャッシングでリボルビング払いができることもあります。キャッシングとカードローンは違うといわれていますが、最近ではさほど違いがなくなってきています。
- 借入れ利率
- 借入れ利率は借入れをした元金に対して支払う利息の割合のことです。住宅ローンや自動車ローン、カードローン、キャッシングなど、ローン商品を利用した際に必要になるもので、金利の水準は毎年見直されます。
金利タイプは変動金利と固定金利があり、変動金利は市場金利によって変動しますが、固定金利は返済が終わるまで金利が変わることはありません。
- カード盗難保険
- クレジットカードを盗まれたり、または紛失して他人に不正利用された場合、その損害を補償してくれるのがカード盗難保険です。カードがないことに気づいたら即警察に盗難届けと、クレジットカード会社にも届出をしましょう。その届出日からさかのぼって60日間の間に不正利用された請求は支払を免除されます。しかし、クレジットカードの暗証番号が簡単に判明するものであった場合」「カード裏面に所有者本人の署名がなかった場合」など、所有者に落ち度があった場合は盗難保険の対象にならない場合がありますので注意が必要です。
- 借り換え
- 現在借りているお金を返して新たにお金を借りることを「借り換え」と言います。たとえば10年前に住宅ローンを組んでA銀行でお金を借りたとします。しかし現在はB銀行のほうが金利が安い住宅ローンを出しているので、B銀行で新たにお金を借りてA銀行に全額返済をして、今後はB銀行にお金を返していくことにします。そうすることでA銀行で借りたお金を返し続けるよりも、金利が安い分総返済額が少なく済む分得になるのです。このように、借り換えのメリットは総返済額が少なくなり、負担が減ることです。
【さ行】からはじまる用語
- 残高スライドリボルビング方式
- この方式は元利定額残高スライドリボルビング方式とも呼ばれていて、元金と利息を合わせた毎月の支払金額が、借入れの金額によって変動していく方式のことです。
最初は初めての借入金額に応じた金額が設定されますが、増額した場合は増額借入後の元金残高によって返済金額が再設定されます。
- 残高スライド方式
- 残高スライド方式とは、毎月の締め日後に確定された借入残高に応じて最低返済額が決まる方式のことです。多めの金額を借入れした場合に最低返済額を大きくすることで、借入残高がなかなか減らないということを解消する事ができます。逆に少額借入れの場合には、返済の金額が少なくて済みます。
- 実質年率
- 実質年率とは利息だけでなく、借入れ金額、手数料、印紙代など、かかる全ての合計額を含めて年率で換算したものです。
ローンの場合は保証料を加えた状態の数字が実質年率に相当します。
金利とは借入れ金額に対する利息のみの表示となります。
※消費者金融については、金利は実質年率で表示するよう決められています。
- 自動審査
- 自動審査とはインターネット上で申込みを行った際に、生年月日・年収などの必要項目を入力するだけで、融資可能かを自動で審査してくれるシステムのことです。入力した必要項目を元にネットワーク上に登録された個人情報をコンピューターが検索し、照会します。
※この自動審査は簡易的なものなので、自動審査に通ったからといって、必ずしも借入れが可能とは限りません。
- 資金使途
- 資金使途とは借入れした資金の使い道のことを指し、ローンによっては使い道が定められていることもあります。例:自動車ローン、バイクローン、住宅ローンなど
資金使途が定められている場合、定められたこと以外で利用する事はできません。またその場合には資金使途の確認書類の提出が必要になる場合があります。
資金使途が定められていないローンとしては、カードローン・フリーローンなどがあります。個人事業主の場合、事業性資金としての利用不可とされていることが多いので注意が必要です。
- 収入証明書
- 収入証明書とは前年度にどのくらい収入を得たかを証明するための書類のこと。会社員や公務員の場合は12月の年末調整時に会社から渡される源泉徴収票もこれと同じです。
他には確定申告の際の確定申告書の控えや税務署で請求できる納税証明書、役所で請求できる住民税の証明書などがあります。
- 総量規制
- 貸金業法において借りすぎ貸しすぎを防止するために設けられた規則です。基本的に借入れをする際には年収を証明する書類が必要で、借入れ残高が年収の3分の1以上を超える場合は新しく借入れする事ができなくなります。たとえば、年収が200万円の場合には66万円までしか借入れする事ができません。
【た行】からはじまる用語
- 遅延損害金
- 遅延損害金とは返済日に返済がされなかった場合に、金融機関に対して損害賠償として支払わなければならない支払い金のことです。
ローンの場合は年率15%~20%、クレジットのカップ契約では6%と定められています。
ローンやクレジット以外にも、公共料金や家賃、レンタル料などにも課せられます。
- 定額リボルビング方式
- 定額リボルビング方式とはキャッシングやローンで借入れした際に支払う月々の返済額が一定金額になる支払いのことです。
最低限の返済額が一定になるリボルビングのことで、他にも元金定額リボルビングと元利定額リボルビングがあります。
【な行】からはじまる用語
- 入会審査
- クレジットカード会員になってクレジットカードを発行してもらうには、入会審査に合格する必要があります。入会審査に必要な項目は氏名・生年月日・電話番号・住所・居住している家の種類・居住年数・年収・勤務先・職種・役職・家族構成・現在の借入れ件数及び残高などですが、重要とされるのは「安定した収入があるか」「返済能力はあるか」「他の借入れ残高と返済状況はどうか」というものです。収入が多くても返済がルーズな人は信用できませんし、総量規制によって借入れ総額は年収の3分の1までしか許されませんので、すでに借入れが多い人は審査が通らない可能性が高くなります。
- ネガティブ情報
- マイナス要素を表す情報で、クレジットカードやローンに関する個人信用情報では「延滞」「不払い」「自己破産」といったマイナス評価となる情報が記載されることを表します。金融機関が共有できる信用情報機関の情報欄には「異動」という、いわゆるブラックリスト情報が記載されると最低でも5年間はその記載が抹消されませんが、延滞などを起した時点でもそこクレジットカード会社やローンの借りもととなった金融機関の社内情報にはネガティブ情報として記載されますので、カードの利用停止や有効期限が過ぎてもカード更新ができなくなったりします。